シネマ手帖・洋画 映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』ネタバレ感想 本棚の隅にずっとある昔好きだった本 バラ作りの才能があり、バラに生涯を捧げる女性のお話です。と書くと、どんな素敵な女性かと思いますが、他人所有のバラを無断で拝借して、バラと法律なら「バラを選んで罪悪感なし!」という、ちょっと難ありな女性です。この難あり女性・エヴは経営の才もな... 2023.06.28 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『レッド・ドラゴン』ネタバレ感想 映画は小説を超えることができるのか? ジョディ・フォスター主演の『羊たちの沈黙』、これの前作にあたる映画です。小説としては前作になるのですが、映画は『羊たちの沈黙』より後に作られました。今回、この『レッド・ドラゴン』を見ていて、ずっと思っていたのです。小説を超える映画ってありえ... 2023.03.21 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『ロンドン、人生はじめます』ネタバレ感想 いくつになっても人生は始まりの連続 まさかまさかの、ダイアン・キートンが身近に感じられる映画です。お洒落で、女としても人としても別格という風情の彼女ですが、この映画での役柄には、なんとも親近感を覚えてしまうのです。というわけで、映画『ロンドン、人生はじめます』の感想を語ってみ... 2023.01.22 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『好きにならずにいられない』ネタバレ感想 最後の飛行機は幸福行きでありますように これは、お一人様初老のワタクシが、「お願いだから幸せになって!」と主人公の幸せを願いながら、両手を握り締めて見た映画です。「知るかいな」と思われた方、申し訳ございません。でも、そう言うしかないのです。こんなに主人公の幸せを願ったことはありま... 2022.11.27 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ネタバレ感想 エンピンガーオなキューバサンドが人生を救うのだ! 美味しい! 楽しい! 嬉しい! という感情を、ラテン風味で味わえる映画です。才能のある料理人が挫折して、しかし、家族や友人の手助けもあって返り咲くというストーリー。ありがちと言えばありがちですが、湿っぽさというものがまったくない!なぜ? ど... 2022.10.20 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ感想 ボクサーはマ○である、イーストウッドもまた○ゾである クリント・イーストウッドが、監督兼主演のヒューマンドラマです。監督は輝かしい経歴を持つ大スター。主人公は貧しい女性ボクサー。ときたら、「ハッピーエンドの成功物語でしょう!」と思って見始めたのですが、想像はみごとに覆されました。というわけで、... 2022.10.14 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『ファイナル・デッド・ツアー』ネタバレ感想 コメディにあらず! これは純然たるホラー映画です! 映画紹介には“コメディ”と書かれている本作ですが、これは立派な“ホラー”です。いや、ラスト近くまでは笑っていられるのですがね……。というわけで、映画『ファイナル・デッド・ツアー』の感想を語ってみたいと思います。「低予算映画が好きなんだ~」と... 2022.09.27 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『レディ・バード』ネタバレ感想 誰もが持っている“あの頃”の記憶。胸に迫るのは気恥ずかしさか郷愁か? 高校3年生の女の子が主人公の青春映画です。『レディ・バード』とは、その女の子が、自分で自分に付けた名前です。繰り返しますが、高3にもなる子が自分自身に、「イケてる!」と思う名前を付けたわけです。かわいいですね~(棒)これ、絶対に、後々の黒歴... 2022.08.08 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『ジョーカー』ネタバレ感想 アーサーに自分を重ねる私は多数派? 少数派? エンターテイメントと侮るなかれ。心抉られるような感覚と、不思議な無重力感を味わえる映画です。そして当然、エンターテイメントとしての面白さ、映像の美しさも十分です。「私、バットマンを見たことがないからな~」という方も大丈夫。バットマンを知らな... 2022.06.30 シネマ手帖・洋画
シネマ手帖・洋画 映画『サンドラの週末』ネタバレ感想 いつか来た道? 切なくも清々しい月曜日 初老にとっては、いつか来た道だなあ…と思われる映画です。映画が始まってすぐに私の思ったことは、「なるほど。最初は弱々しいサンドラが、試練を経て成長していく映画ね」なのでした。どうです? 初老諸姉なら、いつか来た道でしょ?さらには、「その手の... 2022.06.19 シネマ手帖・洋画