シネマ手帖・洋画

映画『ショーシャンクの空に』あらすじネタバレ感想 希望は光か、それとも毒か?

希望は危険だ。そう言ったのは、レッドという年配の囚人でした。若い頃とは違い、初老にもなると、胸に突き刺さる言葉です。だったら、人は希望なんて持たないほうがいいのでしょうか?この映画には、その問いの答えがあるような気がします。希望は光か、それ...
シネマ手帖・洋画

映画『最高の人生の見つけ方』ネタバレ感想 余命わずかな家族の願い、受け入れられますか?

人生の残り時間を知ったとき、人はその時間をどう過ごすのか。面白いテーマですよね。この映画の主人公たちは、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、2人で旅に出ることにしました。楽しそうです。でも、ふと、余命宣告を受けた人の家族の立場なら…と考...
シネマ手帖・洋画

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ネタバレ感想 それは誰もが見た青春の光…なんちゃって

もう今更、紹介の必要もない伝説のバンド、クイーン。そのボーカリストであるフレディ・マーキュリー視点の映画です。もうね、私ごときが、クイーンを語るのはおこがましいと分かっているのです。でも、彼らが車を売って、自分たちのアルバムを作る様子は、私...
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シネマ手帖・洋画

映画『ロンドンゾンビ紀行』ネタバレ感想 ゾンビはすでに実在している?

ゾンビとは早く動けるものなのでしょうか?「実在しないものに定義を求めないでよ」なんて言わず、ここはひとつ想像してみてください。他のゾンビ映画では、戦士のように強いゾンビ軍団が出てきたりしますよね。それはそれで面白いのですが、ゾンビは死体です...
シネマ手帖・邦画

映画『アイアムアヒーロー』ネタバレ感想 本当に恐ろしいのはゾンビ? 人間?

別のゾンビ映画を見ようとして、つい見てしまった『アイアムアヒーロー』。漫画が原作なのは知っていますが、読んだことはありません。原作も知らず、動きの早いゾンビがあまり好きでもないのに、この映画は楽しめました!ホラー映画なので、楽しめた=十分に...
シネマ手帖・邦画

映画『かもめ食堂』ネタバレ感想 フィンランドでマサコさんが拾ったもの

前回見た『トイレット』がよくて、同じく荻上直子(おぎがみなおこ)監督の『かもめ食堂』を見てみました。とても良い映画でした。しかも前回に続き、もたいまさこさんがとても良かったです。それはたぶん、もたいさん演じるマサコさんと年が近くなった(とい...
シネマ手帖・邦画

映画『トイレット』ネタバレ感想 家族とは? オタクだって引きこもりだって、元気ならそれでいい

『トイレット』という映画を初めて知りました。監督が『かもめ食堂』の荻上直子(おぎがみなおこ)さんということで、見てみました。実は荻上さんの映画を見たことがありません。でも群ようこさんの小説『かもめ食堂』を映画化するあたり、私的に当たりっぽい...
シネマ手帖・洋画

映画『パターソン』ネタバレ感想 思わず笑える、なくて七癖的日常

監督がジム・ジャームッシュというだけで、なんの前知識もなく見てみました。大変おもしろかったです。そして、いい意味で裏切られました。「なくて七癖」という言葉がありますが、どんなに癖のなさそうな人だって、よくよく見れば7つくらい癖があるのです。...
シネマ手帖・邦画

映画『ヴァイブレータ』ネタバレ感想 これは温かき黒歴史の映画かな?

この映画、私は映画館で見ました。初老あるあるで、つい最近のことのような気がしていましたが、この映画が公開されて、もう18年たつそうです。それだけの時間が過ぎて視聴してみると、やはり感想は変わりますね。主人公の女性は、ネットなどで言われる、メ...
シネマ手帖・洋画

映画『ブルージャスミン』ネタバレ含む感想 現代版ブランチが幸せになれない理由はなに?

大御所ウッディ・アレン監督の、2013年製作『ブルージャスミン』を視聴しました。初めて見たのですが、見ていて、あれ? これ『欲望という名の電車』じゃない? と思ったのは、私だけではなかった。公開当初から比較されていたようですね。テネシー・ウ...
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