映画『キューティ・ブロンド』あらすじネタバレ感想 天然kawaiiバリーガールを楽しもう!

キューティ・ハート シネマ手帖・洋画
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ひたすら楽しい! ひたすらkawaii! という映画です。

昔々(笑)、とおぉぉっても嫌なことがあって、家に帰ってテレビをつけると、この映画をやっていました。

何も考えられない状態だったのに、気がつけば笑っていました。

今となっては当時何があったのか、まったく思い出せません。

ただ、この、はっちゃけた映画がひたすら楽しかったことだけを覚えています。

まだ見ていない方のために、あらすじを書いておきます。

ただ感想はネタバレを含みますので、ネタバレOKの方のみ、この先へお進みくださいm(._.)m

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『キューティ・ブロンド』あらすじ

バリーガール(高級住宅地のお嬢様)のエル・ウッズは、CULA(ロサンゼルス市立大学)でファッション・マーチャンダイジングを学んでいる大学生。

成績はオールA。社交クラブ、デルタ・ヌウの会長で人望厚く、かわいくてスタイルが良くて、髪は豊かなブロンド色。

家柄の良いグッド・ルッキング・ガイの彼氏もいて、もうすぐプロポーズの予感。

しかし、プロポーズされると思い込んでいた夜に、別れ話をされてしまう。

エルの彼、ワーナーは、ハーバード大学のロー・スクールへ進むことが決まっている。そして30歳までに上院議員に立候補する予定。

彼の言い分は、上院議員の妻はジャクリーン・オナシスであるべきで、マリリン・モンローなんておかしいというもの。

というわけで、ワーナーから振られてしまったエルだが、ポジティブ・シンキングのエルは、自分もロー・スクールへ行くことを決意。

努力の末、ハーバード大のロー・スクールにみごと合格。

しかし、毛色の違うエルはロー・スクール内で浮きまくり、しかも肝心のワーナーには、すでに婚約者がいた。

ここでもエルはワーナーを奪還すべく奮起するが、エルの目的は次第にワーナーから逸れ、弁護士のやりがいへと目覚めていく。

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『キューティ・ブロンド』ネタバレ感想

天然kawaiiバリーガールを楽しもう!

映画の始まりからして楽しい雰囲気です。

自転車に乗った女の子の視線で大学の構内を見ていますが、誰もが明るく楽しそうで、青春を謳歌してます!って感じです。

こんな大学の中にあって、エルは社交クラブの女王と言われるくらい、誰より、青春というか大学生活というか人生を謳歌している存在でした。

そんなエルの人生が一転するのは、恋人のワーナーから別れ話をされてから。

エルをかわいいおバカちゃん扱いしている恋人のワーナーですが、なかなかどうして、ワーナーも負けていません。

別れ話をするのに、もっとうまい言い方があるでしょうに、よりによって、上院議員の妻がマリリンなんてあり得ないだろ?って、エルに同意を求めるんですよ?

なんというバ…いや、デリカシーも想像力もないクソガ…男子でしょうね?

でも天然女子のエルは挫けません。

だったら私もロー・スクールへ行って、賢くなったらいいんじゃない?

そうしたらワーナーも戻ってくるじゃない?

よし! ワーナーと同じハーバードのロー・スクールに行こう!

となるわけです。

周りの人たちが唖然となっても、エルは、だって私の成績オールAだし!と自信ありありです。

エルの専攻ってファッション・マーチャンダイジングなんですけどね。

でも気にしない。

このへんの忖度のなさ、気持ちいい!

そしてロー・スクールへのアプローチがまた彼女らしくていいです。

筆記試験はひたすら勉強するしかないですが、自分のPRビデオにはビキニ姿で出演。

ビデオを見ている教授たちは、珍獣でも見るような顔をしていて、でもエルの入学を認めます。

頭のいい人たちは考え方も柔軟だなあと笑ってしまいました。

しかし、学生たちはそうはいかない。頭はよくても、中身はまだまだ子供っぽいです。毛色の違う人間をいじめてしまうのは、人種も国籍も関係ないですね。

エルはいじわるされてシュンとなりますが、すぐに反撃に出る。このへん、私も見習いたい。

そして、勉強の成果が出たりすると、エルは素直に喜びます。かわいい。

エルはもともと頭のいい人なのでしょうね。地頭がいいというのかな? それに物怖じしないし、人付き合いが好きだし、うまい。

知識がついてくれば、エルはどんどん頭角を現し、ついには、教授で有能な弁護士でもあるキャラハンの事務所に、実習生として選ばれます。

やったー!

正義は勝つ!これぞエンターテイメント!

ピンクが大好き

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実習生になってから、エルの服装は地味になります。

エルはピンク色が大好きなのですが、実習の間は黒いスーツを選びます。エルらしくないですよね。

エルが実習生となって関わったのは、夫殺害の容疑がかかっているブルックという女性の弁護でした。

ブルックはエルと同じ社交クラブ、デルタ・ヌウの先輩だったこともあり、エルはブルックから信頼を得ます。

ここでもエルは実力を発揮、頑(かたく)なにアリバイを話さなかったブルックから、アリバイを聞き出すことに成功。

エルの快進撃は続く!と思われましたが、なんと、教授であり、敏腕弁護士のキャラハンからセクハラを受けます。

泣いて地元に帰ろうとするエルでしたが、ブルックはキャラハンをクビにし、エルを自分の弁護人にします。

黒いスーツを捨て、自分らしいピンク色の服を身にまとったエルは、見事ブルックの無罪を勝ち取るのです。

やったー!!(笑)

もうね、何も考える必要はないのです。この映画は、エルと一緒になって、ただただ楽しめばいいのです。

初老諸姉よ、エンジョイ(笑)

映画情報

製作年/2001年
製作国/アメリカ
監 督/ロバート・ルケティック
出 演/リース・ウィザースプーン

日本での初公開年は2002年です。

現在、『キューティ・ブロンド3 』まで出ています。

そして来年2022年に第3弾が公開予定だそうです。やったー! またエルに会えます!

ん? どういうこと? と思われました?

分かります(笑)

私も最初、同じように思いました。けっして私の書き間違いではありません。

今現在発売されているDVDは『キューティ・ブロンド3 』まであるのですが、その『3 』として出ているものは、スピンオフ物という内容です。

『キューティ・ブロンド』エルが主人公
『キューティ・ブロンド2 』エルが主人公
『キューティ・ブロンド3 』エルが主人公じゃない

ということです。ややこしい。日本のみのナンバリングなのかな?

 

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