感想

シネマ手帖・洋画

映画『好きにならずにいられない』ネタバレ感想 最後の飛行機は幸福行きでありますように

これは、お一人様初老のワタクシが、「お願いだから幸せになって!」と主人公の幸せを願いながら、両手を握り締めて見た映画です。「知るかいな」と思われた方、申し訳ございません。でも、そう言うしかないのです。こんなに主人公の幸せを願ったことはありま...
シネマ手帖・洋画

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ネタバレ感想 エンピンガーオなキューバサンドが人生を救うのだ!

美味しい! 楽しい! 嬉しい! という感情を、ラテン風味で味わえる映画です。才能のある料理人が挫折して、しかし、家族や友人の手助けもあって返り咲くというストーリー。ありがちと言えばありがちですが、湿っぽさというものがまったくない!なぜ? ど...
シネマ手帖・洋画

映画『ミリオンダラー・ベイビー』ネタバレ感想 ボクサーはマ○である、イーストウッドもまた○ゾである

クリント・イーストウッドが、監督兼主演のヒューマンドラマです。監督は輝かしい経歴を持つ大スター。主人公は貧しい女性ボクサー。ときたら、「ハッピーエンドの成功物語でしょう!」と思って見始めたのですが、想像はみごとに覆されました。というわけで、...
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シネマ手帖・洋画

映画『ファイナル・デッド・ツアー』ネタバレ感想 コメディにあらず! これは純然たるホラー映画です!

映画紹介には“コメディ”と書かれている本作ですが、これは立派な“ホラー”です。いや、ラスト近くまでは笑っていられるのですがね……。というわけで、映画『ファイナル・デッド・ツアー』の感想を語ってみたいと思います。「低予算映画が好きなんだ~」と...
シネマ手帖・アジア

映画『恋する惑星』ネタバレ感想 トニー・レオンのだめんずっぷりが堪らない一品です

ポップでかわいい、不思議な感覚の恋愛映画です。隣り合わせた見ず知らずの男女が、ただすれ違ったり、恋に落ちたりするよね、というお話。そんな男女の中にトニー・レオンという役者さんがいるのですが、香港を代表する俳優の一人です。この人、かっこいいで...
シネマ手帖・邦画

映画『カメラを止めるな!』ネタバレ感想 「早い・安い…」の中年だって譲れない瞬間があるのです

見終わった後に、すっきり爽快になれるコメディ映画です。公開当時、低予算で無名の俳優さんばかりだったのに、大きな話題となりました。映画館2館での上映予定だったのが、あれよあれよと全国展開へ。面白かったのは、「見たヤツ、これから見るヤツの前で、...
シネマ手帖・洋画

映画『レディ・バード』ネタバレ感想 誰もが持っている“あの頃”の記憶。胸に迫るのは気恥ずかしさか郷愁か?

高校3年生の女の子が主人公の青春映画です。『レディ・バード』とは、その女の子が、自分で自分に付けた名前です。繰り返しますが、高3にもなる子が自分自身に、「イケてる!」と思う名前を付けたわけです。かわいいですね~(棒)これ、絶対に、後々の黒歴...
シネマ手帖・邦画

映画『地獄の花園』ネタバレ感想 爆笑!からの~…感動!からの~(笑)

老いても楽しめる、ギャグ漫画ならぬギャグ映画です。もし、パッと見で、この映画を敬遠されている初老諸姉がいらっしゃったら、もったいない話です。というわけで、映画『地獄の花園』の感想を語ってみたいと思います。この映画、脚本は芸人のバカリズムさん...
シネマ手帖・洋画

映画『ジョーカー』ネタバレ感想 アーサーに自分を重ねる私は多数派? 少数派?

エンターテイメントと侮るなかれ。心抉られるような感覚と、不思議な無重力感を味わえる映画です。そして当然、エンターテイメントとしての面白さ、映像の美しさも十分です。「私、バットマンを見たことがないからな~」という方も大丈夫。バットマンを知らな...
シネマ手帖・洋画

映画『サンドラの週末』ネタバレ感想 いつか来た道? 切なくも清々しい月曜日

初老にとっては、いつか来た道だなあ…と思われる映画です。映画が始まってすぐに私の思ったことは、「なるほど。最初は弱々しいサンドラが、試練を経て成長していく映画ね」なのでした。どうです? 初老諸姉なら、いつか来た道でしょ?さらには、「その手の...
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