ネタバレ

シネマ手帖・邦画

映画『ひみつのなっちゃん。』ネタバレ感想 “どう逝くか問題”を盆踊りなど眺めつつ考える映画

カンニング竹山さん扮する2丁目のママ・なっちゃんが突然亡くなり、なっちゃんをめぐってドラァグクイーン達が右往左往するお話です。 完全なるコメディですので気楽に見られる映画ですが、しんみりするシーンもあり、私はぼんやりと我が行く末を考えてしま...
シネマ手帖・洋画

映画『フローレス』ネタバレ感想 シリアスとコメディの狭間で揺れる揺れる、揺れる私…

ロバート・デ・ニーロ主演によるコメディ風味のヒューマンドラマです。 デ・ニーロ様の相手?役に、個性派俳優のフィリップ・シーモア・ホフマン。 「あら、面白そう」と思ったら、本当に面白かったです。 しかし映画を見ている間、私の思いは揺れまくった...
シネマ手帖・洋画

映画『ジョジョ・ラビット』ネタバレ感想 最後に残ったのは愛…だよね?キャプテンK?

第二次世界大戦下のナチスドイツが舞台という、シリアスにしかなり得ない設定で、10歳の少年が主人公のコメディ映画です。 いやいやいや、あの時代、あの場所でコメディ? と思われた方、安心してください。私もです。私もそう思いました。 もちろん笑え...
スポンサーリンク
シネマ手帖・洋画

映画『エルヴィス』ネタバレ感想 誰がエルヴィスをコロしたの? それは愛と大佐が言った

キング・オブ・ロックンロールと呼ばれたエルヴィス・プレスリー。 そんなエルヴィスの人生を、彼のマネージャーだったパーカー大佐の視点から描いた映画です。 エルヴィスの命を奪ったのはパーカー大佐だと言う人がいる一方で、パーカー大佐には別の意見が...
シネマ手帖・洋画

映画『ブラック・スワン』ネタバレ感想 ニナの母親は実在する? 妄想はどこから始まっているのか?※ホラーにて閲覧注意

いやはや、怖い映画です。 サイコスリラーというより、もはやホラーです。 バレエ映画と思って夜中に見ていると、ヒエ~ッ!となります。 私がそうだったのですが(泣) というわけで、映画『ブラック・スワン』の感想を語ってみたいと思います。 「ホラ...
シネマ手帖・洋画

映画『スピリッツ・オブ・ジ・エア』ネタバレ感想 “私”の、あるいは“誰か”の空想を映像にした映画

空を飛ぶ夢を見ていた男のお話です。 現代の話ではありませんが、過去の話でもありません。 たぶん、ずっと未来のお話です。 そして「誰かの空想を映像にした映画」といえば、この映画を作った人の空想に決まっている、と思いますよね。 ですが、この映画...
シネマ手帖・洋画

映画『グラン・トリノ』ネタバレ感想 「あの男にできる最上のことをしたのさ」とお祖母さんは言っただろうか?

クリント・イーストウッドらしい、マッチョな男の映画です。 イーストウッドと言えば“マッチョ”ですよね。 ですが、若い頃とは一味も二味も違うマッチョさです。 というわけで、映画『グラン・トリノ』の感想を語ってみたいと思います。 「若い頃より今...
シネマ手帖・洋画

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』ネタバレ感想 冒険活劇とコメディをサンドして探偵小説でデコレーションした映画

探偵小説風味の冒険活劇コメディ映画です。 なんのこっちゃと思われた方のために、『グランド・ブダペスト・ホテル』の感想を語ってみたいと思います。 「題名からだと何の映画か分からなくて~」という方も、「好きな俳優ばかり出てるから思わず見ちゃった...
シネマ手帖・洋画

映画『ヴィーガンズ・ハム』ネタバレ感想 ヴィーガンVSサイコパス 本物の狂気はどっちだ!?

肉屋の夫婦が、ヴィガーンたちをお肉にして売る映画です。 グロいシーンは明るいBGMのおかげで救われます。 そう、この映画はコメディなのです。 登場人物の誰にも共感できませんが、肉屋の妻が最高に面白いのです。 というわけで、映画『ヴィーガンズ...
シネマ手帖・洋画

映画『オットーという男』ネタバレ感想 深淵をのぞく者には天然をぶつけよ、という映画

トム・ハンクスを初めて「好き!」と思った映画です。 お前の趣味趣向なんぞ知らんがな、と思われたら申し訳ない。 でもこれ、そういうブログなのです。 というわけで、トム・ハンクスに泣かされ笑わされた映画、『オットーという男』の感想を語ってみたい...
スポンサーリンク